初期投資も少なく、個人でも参入しやすいコンテンツ販売は、副業としても人気があります。
ちょっとしたお小遣い稼ぎであれば、この記事を読む必要はありませんが、コンテンツ販売で「いつかは独立したい!」と思っている方は必見です。
コンテンツ販売を成功させるための重要なポイント、「自動化」について解説していきます。
コンテンツ販売を成功させる上でもっとも重要なこと

コンテンツ販売を成功させる上で、もっとも重要なことは何だと思いますか?
良質なコンテンツ?集客力?どちらも大切ですが、成功させる上でもっとも重要なのは「仕組みの構築」、つまり自動化です。
さすがにコンテンツは自動で作ることは出来ませんが、集客から販売までは自動化も可能で、その仕組みさえ構築できれば一人でも独立できるくらい規模を拡大できます。
コンテンツ販売の流れと自動化の重要性
まずは、どの部分を自動化できるのかを把握するためにも、コンテンツ販売の流れを確認しましょう。
なお、販売するコンテンツは既に作成済み、とします。
単発でコンテンツを販売する場合はここまでで十分ですが、利益を最大化するためにはもう少し仕掛けが必要です。
利益を最大化するための、コンテンツ販売後のステップは以下のとおり。
コンテンツ販売を、お小遣い稼ぎではなくビジネスとして行っている人は、この①から⑤を継続的に行っています。
コレ、全部1人でやるのか・・・と思われるかも知れませんがご安心を、①から⑤までのステップは、すべて半自動、もしくは完全自動で行うことが可能です。
ですが、自動化の重要性を理解するためにも、各工程でどんなことをするのか?を全体像を知っておくと良いです。
ステップ① リードジェネレーション
どんなに素晴らしいコンテンツを作ったとしても、そのコンテンツに価値を感じてくれる人に知ってもらわないと売れませんので、リストを集められるかどうかは各ステップの中でも最も重要なステップと言えます。
- リスト
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- LINE登録
- メルマガ登録
- フォロワー
フォロワーは、LINEやメルマガ登録した人と比べると薄いリストですが、日々の投稿で関係構築が出来ている場合、安価な商品であれば十分販売が見込めます。
ただし、販売価格が高額(10万円以上)の場合は、しっかりとしたリードナーチャリングが必要になるので、LINEやメルマガのリストに販売したほうが良いでしょう。
- リストの集め方
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ブログやユーチューブ、SNSアカウントでの日々の活動はもちろん大切ですが、効率よくリストを集めるならX(Twitter)などで「コンテンツの配布」を行うのがおすすめ。
LINEやメルマガに登録することを条件に「コンテンツを無料で配布(プレゼント)する」というもので、リスト獲得の前段階のフォロワー獲得やチャンネル登録などでもよく使われる手法です。
コンテンツ配布が効果的
- リストを集めるのに適したプラットフォーム
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- Youtube
- X(Twitter)
- ブログ
Youtubeは情報量も多く、リスト集めにもっとも効果的ですが、動画撮影などハードルが高い。ブログでのリスト取りも定番ですが、それなりのPV数がないと効果がありません。
その点、Xは取り掛かりやすくコンテンツ販売との相性も良いため、初心者には一番おすすめのプラットフォームです。
- 自動化ツールの例
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- ブログ、Youtubeなどで使えるコンテンツ配布ツール「can4u for WEB」
- X(Twitter)専用のコンテンツ配布ツール「can4u for X」
コンテンツ配布は、応募者に対して自動でコンテンツを配布する仕組みがないと、かなりの手間が掛かります。
can4uは当社のサービスですが、コンテンツ配布を自動化できるツールとなっており、フォロワー獲得はもちろん、リードナーチャリングでも活用できます。
ただし、直接LINEやメルマガに登録できるわけではないので、一度コンテンツ配布で見込み客を集め、配布したコンテンツからLINEやメルマガ登録に促すと効果的です。
ステップ② リードナーチャリング
リストは大きく4つに分類できるのですが、集めた時点のリストでは購入率はかなり低いため、有益な情報や価値を提供していくことで、販売までに「あなたの商品が欲しい!」と思わせることが目的です。
- 教育とは何をすれば良いのか?
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獲得したリストに対して、ステップメールやLINEのステップ配信などを用いて、あなたが販売したいコンテンツで得られる未来、必要な理由などを伝えていきます。
この時に、毎回メッセージだけだと既読率が下がっていくので、途中で動画コンテンツを挟んでみたり、コンテンツをプレゼントするなどして、関係構築を図ります。
- 今すぐ客
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もっとも購入の見込みが高いリスト
- お悩み客
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必要だが欲しいとは思っていないリスト +WANT教育
- そのうち客
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欲しいが本当に必要か迷っているリスト +NEEDS教育
- まだまだ客
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欲しいとも必要とも思っていないリスト +WANT教育 +NEEDS教育
- 今すぐ客
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もっとも購入の見込みが高いリスト
- お悩み客
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必要だが欲しいとは思っていないリスト +WANT教育
- そのうち客
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欲しいが本当に必要か迷っているリスト +NEEDS教育
- まだまだ客
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欲しいとも必要とも思っていないリスト +WANT教育 +NEEDS教育
- NEEDS教育:〇〇が欲しい理由、目的
負の動機付けが効果的
今買わないと〇〇になってしまいますよ - WANT教育:ニーズを満たす為の手段、欲望
正の動機付けが効果的(ベネフィット)
それを買えば〇〇な恩恵が受けられますよ
- どれくらいの期間教育すれば良いのか?
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販売したいコンテンツの価格によって違いますが、1つ言えるのは高額であればあるほど、教育には時間をかけたほうが良い、ということです。
ただし、あまりにも長いと飽きてしまうので、高額商材の場合でも、10日間くらいで教育+販売期間で、長くとも2週間ほどで完結するように構成しましょう。
販売価格による教育期間の例
- 10万円以内
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教育に5日間、販売に2日間
- 10万円以上
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教育に10日間、販売に4日間
- 10万円以内
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教育に5日間、販売に2日間
- 10万円以上
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教育に10日間、販売に4日間
→ 販売開始のタイミングでメッセージともに販売ページの送信
→ 販売期間中は背中を押すようなメッセージを送りクロージングに力を注ぐ - 自動化ツールの例
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どれも基本的には同じことが出来ますので、LINEでリストを取るのか、メルマガでリストを取るのかで使用する自動化ツールが変わってきます。
なお、既読率はLINEのほうが高いですが、垢バンのリスクがあり、最悪の場合、集めたリストが全て消えてしまう可能性も覚えておきましょう。
ステップ③ コンテンツを販売する(セールス)
コンテンツがどれだけ売れるかは、集めたリストの数と教育がどこまで出来たのか?が大きく影響しますが、販売ページも手を抜いてはいけません。野暮ったいデザインでは買う気も失せてしまいますので、しっかり作り込みましょう。
- 販売ページの作成
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LINEのステップ配信やステップメールで、いざ販売します!となったときに、リストの見込み客がコンテンツを購入するためのページを用意します。
セールスページでは主な目的はコンテンツを販売することですが、最後に背中を押してあげられるようなメッセージなども織り込むと良いですよ。
- 決済フォームの導入
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販売ページには決済機能が欠かせませんので、決済フォームを用意する必要があります。
金額にもよりますが、決済手段の多さや分割払いが可能かどうかなど、いかに買いやすくするかも重要です。
- サンクスページの作成
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サンクスページとは、決済が完了した後に表示されるページのことで、感謝の気持ちを伝えると共に、コンテンツの受け取り方法について記載しておきます。
決済サービスでも用意されているため必須ではありませんが、コンバージョンの測定にも使われるため、販売ページとセットで作っておくことをおすすめします。
- サンクスメールの送信(メールの場合)
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決済完了後に、購入内容とコンテンツのダウンロードリンク(必要ならパスワードなども)を記載したメールを送り、販売は完了です。
なお、サンクスページにダウンロードリンクを貼ってしまうと、サンクスページのURLが流出した際に誰でもダウンロードできるようになってしまうので注意してください。
決済代行サービスや販売プラットフォーム、ECサイト作成サービスに付帯してますので、単発商品であれば考える必要はありません。
- 自動化ツールの例
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noteやBrainは販売するコンテンツ自体を作ることができ、決済機能までついているので、一通り自動化することが出来ます。
BASEやShopifyなども、ECサイトを作り、商品自体をデジタルコンテンツとして登録することで、決済から商品のダウンロードまで自動で行えます。
- WordPressで自作する場合のおすすめプラグインの例
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- 決済機能(WP Full Pay)
- コンテンツ販売機能(codoc)
WP Full PayはSTRIPEとWordPressを簡単に連携させてくれるプラグインで、自力でSTRIPEを導入できない人におすすめ。
codocは手数料は高めですが、WordPress内でnoteやBrainのような機能を実装できるプラグインで、無料で使えるのが魅力です。
次項からは、より利益を最大化するためのステップについて、概要だけ簡単に紹介します。
ステップ④ バックエンドを販売する
バックエンド商品は、利益商品のことで高額商品や継続商品の販売に適しています。また、一度あなたのコンテンツを購入してくれた方に販売するため、フロントエンドの販売と比べてハードルが低いのも特徴です。
- バックエンドの必要性
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リードナーチャリングで教育したとは言え、やはり知らない人から高額商品を買うのは勇気がいるものです。
そのため、本来売りたいコンテンツをバックエンドに用意しておき、フロントエンドで心理的なハードルを下げてから販売することで成約率を高めることが出来ます。
- 安価なコンテンツを販売を行う場合
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無料コンテンツ配布・・・集客を目的としたフロントエンド商品
販売するコンテンツ・・・利益を得るためのバックエンド商品 - 高額なコンテンツを販売したい場合
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無料コンテンツ配布・・・集客を目的としたフロントエンド商品
販売するコンテンツ・・・高額商品のハードルを下げる為のバックエンド商品
バックエンド商品・・・利益を最大化するためのバックエンド商品
- バックエンドとフロントエンドの商品の違い
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- 無料コンテンツ配布
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フロントエンドで配布するコンテンツは網羅的で全体像がわかるコンテンツが理想です。
- 販売するコンテンツ
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フロントエンドで配布したコンテンツの中でも、特に重要な部分の詳細や具体的な手法などをパッケージ化すると、販売までの教育もしやすいのでおすすめです。
- バックエンド商品
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配布したコンテンツ、販売したコンテンツに関するコンサルティングや、オンラインサロンのような継続商品など
- バックエンドの販売方法
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バックエンドを販売する際に良く使われるのは、購入した後に表示されるワンタイムオファーが定番です。
サンクスページを、1度しかアクセスできないようにしたり、15分間しか表示されないようにすることで作ることができます。
セールファネル構築サービスやプラグインなど、様々な方法があるため、この記事では割愛させて頂きますのでご了承ください。
ステップ⑤ リストを最適化しアプローチを継続する
一通りのセールを終えたことで、リストを分類することが出来ますよね。実はまだ終わりではなく、地味な作業に思われるかもしれませんが、最後に利益を増やせるかもしれませんので、リストを分類してラストアプローチすることをおすすめします。
- 分類することでアプローチが変わる
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当たり前ですが、コンテンツを買ってくれた人、バックエンドまで買ってくれた人、そして何も買わなかった人に対して、一律で同じメッセージを送るのは勿体ないです。
もしかしたら、反応がなかった人も、別の安価なコンテンツなら買ってくれるかもしれませんので、最後にもう1回セールスを行いましょう。
- 反応のなかったリスト
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ダウンセルの提案
- コンテンツ購入リスト
-
再教育ののち、再度バックエンドを提案
- バックエンド購入リスト
-
ダウンセル、アップセルの提案
- 反応のなかったリスト
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ダウンセルの提案
- コンテンツ購入リスト
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再教育ののち、再度バックエンドを提案
- バックエンド購入リスト
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ダウンセル、アップセルの提案
- ダウンセル:販売したコンテンツより安価な商品(関連する別商品でも可)
- アップセル:販売したコンテンツより高価な商品(関連する別商品でも可)
- リストの最適化、アプローチの方法
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リストの分類は、どのリンクをクリックしたか、どのページが表示されたかで自動で分類することが可能で、WordPressでも様々なプラグインが用意されています。
LINEのステップ配信やステップメールも同様で、いくつもシナリオを登録しておくことで上記を自動化できます。
セールファネル構築サービスやプラグインなど、様々な方法があるため、この記事では割愛させて頂きますのでご了承ください。
コンテンツ販売の流れと自動化の重要性まとめ
ここまで説明したリストマーケティングでコンテンツ販売を行うのに、準備しておくものや作業をまとめましたのでご覧ください。
- 集客メディア:最低どれか1つ
・Youtubeチャンネル
・Xアカウント
・ブログ etc - コンテンツ:2つ~5つ
・無料で配布するコンテンツ 必須
・販売するコンテンツ 必須
・バックエンド商品(コンサルなどの場合は不要)
・ダウンセル商品
・アップセル商品 - ページ:3つ~5つ
・無料コンテンツ用の配布ページ 必須
・コンテンツ販売ページ 必須
・バックエンド販売ページ
・ダウンセル・アップセル販売ページ
・サンクスページ 必須
※オンラインサロンなどの場合は会員サイトも必要 - シナリオ:1つ~4つ
・集めたリストに送るメインのステップ配信用のシナリオ 必須
・反応のなかったリストに対するシナリオ(1通~3通ほど)
・コンテンツ購入リストに対するシナリオ(3通~5通ほど)
・バックエンド購入リストに対するシナリオ(1通~3通ほど) - 仕組み:すべて
・決済フォーム
・ステップ配信
・リスト分類 - 日々の作業:すべて
・集客メディアの発信
・集客メディアの集客力アップ
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コンテンツ販売は初期投資も少なくリターンも大きいビジネスですが、最低でもこれだけの準備と作業が必要です。
これらを自動化なしでやらないといけない(汗)となったら・・・ゾッとしますよね。
ですが、事前準備と一連の流れを仕組みとして自動化できていれば、あとは日々の作業で、もっとも重要なリストを増やすことに専念できます。
コンテンツ販売をビジネスレベルで成功させるのに「自動化」が必要な理由、お判りいただけましたでしょうか?
オールインワンで自動化できるサービス「UTAGE」が凄い!
これまで色々紹介してきましたが、ステップ①のリードジェネレーションを除いた、②~⑤までをオールインワンで自動化できるサービスが存在しています。
それは「UTAGE」というサービスです。
月額20,000円程度で利用でき、販売ページの作成はもちろん、LINEのステップ配信やステップメールの配信、決済システム、会員サイトの構築まで出来てしまう、今「話題」のサービスです。
従来は各ステップごとに、別々のサービスを利用して自動化するのが普通でしたが、全て1つのサービスで完結できる優れものなんです。
リードジェネレーションも効果的に自動化
とはいえ、コンテンツやシナリオ、販売ページはUTAGE内に作らないといけませんので、それなりにやることはあります。
日々の発信作業も必要なので、リスト集めも出来るだけ自動化することが重要です。
can4uでは、UTAGEでは自動化できない「リードジェネレーションの自動化」をメインとしていますので、コンテンツ配布でフォロワーの獲得やリスト取りをしたいときは是非思い出してください。
手前味噌ですが、ただいまキャンペーンを実施しておりますので、破格でツールを試すことが出来ますよ。