ノウハウ系のブロガーさんだと、一般的な記事だけではなく、有料にして記事を販売したい!という時がありますよね。
記事を販売すると聞くと、noteなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、別サイトでその部分だけを書くのも面倒だし、何より自分のサイトから離脱されちゃうので、出来るなら自分のブログ内で販売したい・・・そう思っている方は結構いらっしゃいます。
そこで今回は、自分のブログ内で決済から有料記事の提供までを、ワンクリックで行える超便利なプラグイン(サービス)を紹介しますので参考にどうぞ。
WordPressブログ内で記事を販売する方法
WordPressで作ったブログ内で、サイト遷移させずに記事を販売する方法は2つ。
- 外部サービス「codoc」を利用
- 記事販売の仕組みを自作
「codoc(コードク)」はブログ記事を販売するために作られたサービスなので、専用のプラグインをインストールするだけで簡単に連携・コンテンツ化できるという特徴があります。
対して、自分で記事を販売する仕組みを構築する場合は、自由度は高いものの、プログラミングの知識が必要だったり、プラグインを複数組み合わせないといけなかったりと、まあまあ大変です。
どちらも一長一短ありますので、まずはそれぞれの販売方法のメリットとデメリットを確認しましょう。
「codoc」を利用する場合のメリット・デメリット
- ブログ記事の販売に特化したサービスなので、販売システムに実装が簡単。
- 単品販売だけでなく、サブスクや投げ銭など、様々な販売方法に対応。
- 購入者の一覧をCSVダウンロードできたり、メッセージを配信することも出来ます。
- サービス自体は無料で利用できるので、ノーリスクでブログ記事の販売を始めることができる。
- アフィリエイト機能もあるので、読者が他の人に紹介してくれる可能性も
ジャンルは違いますが、同じようにシステム開発をしている者から言わせてもらうと、かなり完成度の高いサービスだと思いました。
デメリットとして4つ書きましたが、多くの人にとって、デメリットと言えるのは販売時の手数料と振込手数料くらいで、それらを加味しても「codoc」を利用するのが断然おすすめ。
プログラミングに自信がなかったり、仕組みに時間を掛けたくない人は、売れるまでは一切お金も掛からず無料で使えますので試してみると良いですよ。
記事販売の仕組みを「自作」する場合のメリット・デメリット
- 販売時の手数料が安い
- 購入者情報をリストとして獲得できる
- 機能を付け足すことでcodoc以上の仕組みを構築できる
実は「codoc」で出来ることのほとんどは、プログラミングの知識や、複数のプラグインを組み合わせることで実現可能です。
更に言うと、記事を買ってくれた方にステップメールを配信したり、バックエンド商品を表示させるなど、codoc以上のことも実現できるのが自作した場合のメリット。
ですが、何度も言いますが、玄人向けで且つ初期投資も必要なことから、codocで売れるようになってから検討するのが良いと思いますよ。
codocでブログ記事を販売する方法
そんなわけで、ブログ記事を販売する方法については、おすすめの「codoc」を使った販売の流れについて解説します。
会員登録からインストール、記事を販売するところまでを紹介していきますので、参考にしてください。
1.codoc公式サイトで会員登録を行う
一般的なWEBサービスと同様なので、わざわざ解説する必要はないとは思いましたが、せっかくなので紹介しておきます。
1分掛からないで登録を終えることが出来ますのでサクッと登録しちゃいましょう。
- ニックネーム
-
ブログに表示されるのでブログ名などが良いです。
- メールアドレス
-
認証メールが届きます。
- パスワード
-
ログイン時に必要なのでしっかり書きましょう。
仮登録が終わるとこの画面が表示され、登録したときのメールアドレス宛にメールが届いています。

私の場合、迷惑メールに届いていたので、メールが確認できない時は迷惑メールフォルダも確認しましょう。
メール中央の「メールアドレスを認証する」と書かれたボタンをクリックするだけでOKです。

無事メールアドレスの認証が終わると、完了画面が表示されます。
この時点で登録は完了していますが、自動でリダイレクトなどはされませんので「ダッシュボード」をクリックして画面を切り替えましょう。
ダッシュボード画面からは、codoc内での記事を作成したり、WordPressで登録した有料記事などを確認できます。
ひとまず登録はこれで完了です、簡単でしたね。
2.codoc専用プラグインのインストールと連携
codocをWordPressで利用するには、専用のプラグインをインストールする必要があります。
なお、codocのダッシュボード画面をいくら探してもダウンロードリンクはありませんので、一旦ブログを開いて、ブログのプラグイン新規追加からインストールしましょう。
ご自身のブログの管理画面を開いてください。
プラグイン>新規プラグインを追加>検索窓に「codoc」と入力すると、画像のようにプラグインが表示されます。
今すぐインストール>有効化しておきましょう。
ダッシュボードメニューの設定の中に「codoc」と書かれたメニューが表示されているのでクリック。
既にアカウントを作成済の方は「ログインして認証」をクリック。
まだアカウントを作っていない方は「登録して認証」をクリック。
直接入力して認証・・・なんだろう?
「認証する」と書かれたボタンをクリック。
無事WordPressとcodocの連携が完了すると、設定画面が表示されます。
この設定画面で色やテキストなどの細かい部分を調整できますので、慣れてきたら色々カスタマイズしてみてください。
3.codocで記事の一部を有料にする(ワンクリック販売)
ここまで終わったら、あとは実際の投稿画面でcodocを使って一部分を有料化するだけ。
ブロックエディター・クラシックエディターともに対応しており、ワンクリックで有料化できます。
本記事ではブロックエディターで説明しています。クラシックエディターの使い方は公式サイトに記載されていましたので、クラシックエディターで実装したい方はcodoc公式サイトをご確認ください。
検索欄に「codoc」と入力すると、すぐにcodocブロックが表示されますのでクリック。
codocブロックを選択すると、画像のように「この続きをみるには」と書かれたブロックが挿入されます。
画面右側に表示されるブロック設定項目で、金額や単品販売、アフィリエイトなどを決めることが出来ます。
この画面の場合、お金を払うと「有料テキスト…」が表示される、という設定です。
ブロックエディターでは、段落の途中にブロックを挿入することが出来るので、無料部分から有料部分までを一通り書き終わった時点で、後からcodocブロックを挿入してもOKです。
え・・・凄くないですか?たったこれだけで、noteやBrain、Tipsみたいな機能が実装されてしまいました。
なお、有料部分の近くにニックネームが表示(灰色で塗りつぶしてあります)されるので、変なニックネームを登録するのは辞めておきましょう。
ブログ記事内の「記事を購入」ボタンをクリックすると、画像のようにポップアップが表示されます。
ここからログインして決済、登録して決済、登録しないで決済の3パターンが選べるようです。
めちゃくちゃ簡単に記事が販売できてしまいました・・・これは凄いサービスですね。
ブログ記事の販売方法まとめ
今回の解説では、codocを使ってブログ記事を販売する方法について解説しました。
サブスクやアフィリエイトの設定まで出来ちゃうんですから、「codo」って本当に便利なサービスですよね。
解説では細かく書いたので手順が多く見えますが、登録からインストールまでは2分くらいで終わるくらい簡単ですし、有料化もワンクリックで完了しますので、誰でも今から記事を販売できちゃいますよ!
ブログ記事を販売してみたい!と思われた方はぜひ活用してみてください。