プレゼント企画は、フォロワーを増やしたりアカウントの認知度を高めるのに、もっとも手軽で効果的な施策です。
ですが、闇雲にやっても応募してくれる人は限られますので、綿密な計画を立てて投稿する必要があります。
この記事では、Instagramでプレゼント企画を成功させるコツをご紹介していきますので、実施の際に参考にしていただければ幸いです。
プレゼント企画が成功するかは投稿が8割
これはInstagramに限らず、他のSNSでプレゼント企画を実施するときにも同じことが言えますが、成功するかどうかは「投稿内容が8割近く占めている」と言っても過言ではないです。
兎にも角にも、応募=フォローして貰わないことには始まりませんので、どんな景品を用意して、どんな応募条件で、どんな画像を使うか・・・などなど、プレゼント企画として投稿する内容は非常に重要。
考えることは盛りだくさんですが、せっかく手間暇かけて行うプレゼント企画ですから、少しでもいい結果が出るように、しっかり練って実施しましょう。
プレゼント企画で考えないといけないこと
最初に考えなければいけないのは、なぜプレゼント企画をやるのか?つまり目的です。
フォロワーを増やしたい場合と、アカウントを活性化させたい場合、自社サイトや運営するメディアに誘導したい場合などで景品や条件、導線も変わってきますので、そこをしっかりと考えた上で、以下の6項目を考えていきましょう。
- プレゼント企画の景品と当選人数
- プレゼント企画の実施期間
- プレゼント企画の応募条件
- 投稿に添付する画像
- 投稿の文面
- 投稿に記載するハッシュタグ
- 投稿への導線確保
次項より、それぞれ解説していきますので参考にどうぞ。
プレゼント企画の景品と当選人数
何を景品にするかで、応募者数に違いが出るのは容易に想像できると思います。
ですが、ただ高価なものを景品にすればいい、というわけではなく、ご自身が「フォローしてもらいたい層が好むもの」×「自身に関連のあるもの」を景品にするのが重要です。
例えば、プレゼント企画者がお花屋さん、フォローしてもらいたい層はインテリア好きの30代から40代ということであれば、景品は「お花」に関するものである必要があり、尚且つ、部屋に飾れるものなんかが良いのではないでしょうか。
そこで思いつくのが、プリザーブドフラワーやハーバリウムなど、これは私のセンスなので女性陣からしたら「違う!」と言われるかもしれませんが、選び方としてはこんな感じです。
当選人数については、多ければ多いほど応募者が集まりやすくなりますが、その分持ち出しが増えますので、無理のない範囲で設定しましょう。
予算もあると思いますので、仮に10人分用意できるとするならば、1回で全部景品にしてしまうのではなく、3回から4回にわけて定期的にプレゼント企画を実施するほうが効果を得やすいですよ。
また、金券を景品にすることはInstagramの規約違反となりますので、絶対に止めましょう。
景品・・・1種類まで
人数・・・制限なし(最大10名くらいが良いと思います)
プレゼント企画の実施期間
プレゼント企画の期間設定は、初めて実施するときは、長くても1週間ほどで切り上げることをオススメします。
can4u では期間の制限はありませんが、長過ぎるとプレゼント企画自体が中だるみしてしまいますし、応募者も忘れていってしまいますので、3日から1週間くらいで設定すると良いです。
また、季節感のある景品を用意している場合は、季節のイベントなどに絡めて実施すると、より効果的に行うことが出来ます。
本来であれば、「何人のフォロワーを増やす為に〇〇日間実施する」と決めるものですが、最初の1回目は基準がないので、まずは負担のない期間でやってみるのが良いです。
既にプレゼント企画を複数回実施しており、〇〇日間こういったプレゼント企画をやると〇〇人のフォロワーが増える、というデータが蓄積されている方はこの限りではありません。
実施期間・・・制限なし
プレゼント企画の応募条件
プレゼント企画を実施する上で、非常に重要になってくるのがこの応募条件です。
Instagramでは「いいね」、「フォロワー」の情報を取得することが出来ないため、以下の2つが条件になります。
- プレゼント企画の投稿にコメントしてもらう
- 指定したハッシュタグとメンションをつけて応募者様に投稿してもらう
応募者数は、この応募条件も大きく影響しており、ハードルが低いほど応募されやすくなるのは言うまでもありません。
その点で言うと、コメントをしてもらうのが一番ハードルが低く、ハッシュタグとメンション付きで投稿してもらうのは、かなりハードルが高めと言えます。
景品次第ではハードルが高くても応募してもらえますが、難易度が高いということだけは覚えておきましょう。
応募条件①・・・投稿にコメントしてもらう
応募条件②・・・指定したハッシュタグとメンション付きの投稿をしてもらう
補足:「いいね」や「フォロワー」を増やすには?
現時点では、「いいね」や「フォロー」を条件に出来ないため、暗黙の条件として記載しておきます。
つまり、実際はコメントの有無で応募が決まりますが、文面では「いいね」と「フォロー」も条件だと記載しておく、ということです。
あまり大きな声では言えませんが、「いいね」「フォロー」はプレゼント企画応募の定番条件となっている為、記載しておくだけで大抵の方が「いいね」や「フォロー」をしてくれます。
フォローについては、当選時にDMを送るため必須、という言い回しもオススメです。
応募条件:コメント
コメントの場合は、プレゼント企画の投稿を見てそのまま応募できるため、参加率の高い条件となっています。
また、少しハードルは上がりますが、コメント内容を指定することでアンケートのように使うことも出来ますので、慣れてきたらコメント内容を工夫してみると良いかもしれません。
プレゼント企画に慣れるまでは、まずはコメントを条件にプレゼント企画を実施されることをオススメします。
応募条件:ハッシュタグとメンション
応募者に対するハードルは高いですが、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を得られることが最大のメリットです。
アカウントの活性化はもちろんのこと、ハッシュタグやメンション付きの投稿が増えることで、認知度向上だけでなく、幅広く拡散していくことが可能です。
ただし、ハードルの高さ言うまでもないので、ある程度アカウントが育っている方など、少し上級者向けの条件と言えます。
投稿に添付する画像
プレゼント企画に添付する画像は、その画像を見て、プレゼント企画の内容がほぼわかるようにしないといけません。
つまり、景品が何で、条件は何で、応募期間はいつからいつまでなのか?付け加えると、パッと見たときにプレゼント企画だとわかるような画像を用意しましょう。
Instagramを開いて「#プレゼント企画」などで検索してみると、いくつも表示されますので、これらを参考に作ると良いですよ。
もしパソコンで作業できるなら、canva というWEBツールが便利ですので、検討してみてください。
投稿の文面
投稿文面は、書く内容は大体決まっていますが、ポイントがあるのでそこだけ抑えておきましょう。
ちなみに、投稿する文面は、以下の4つのパートを書けばOK。
例も載せておきますので、投稿文をつくるときの参考にしてください。
- プレゼント企画の概要
- プレゼント企画の詳細
- 注意事項
- ハッシュタグ
POINT 01:冒頭で景品と当選人数、応募方法を記載
スマホなどで見たとき、文章は最初の2行程度しか表示されませんよね。
ですので、この2行で、何が貰えるのか?何人貰えるのか?どうやったら貰えるのか?この3点を記載しておく必要があります。
画像とこの2行で興味を持ってもらい、詳細を見る・・・という流れなので、冒頭の書き出しには先ほどの3点を必ず記載するようにしましょう。
POINT 02:各パートごとに、わかりやすく書く
全部を文章にしてしまうと、ただでさえ読みにくいインスタの投稿画面が、更に読みにくくなってしまいます。
ですので、各パートごとにスペースや線を上手く使って、ブロックごとに書くのがポイント。
①プレゼント企画の概要は文章として、②プレゼント企画の詳細、③注意事項などは箇条書き、④ハッシュタグはまとめて記載、のようにメリハリをつけると読みやすいですよ。
POINT 03:絵文字を活用してポップで明るい雰囲気に
プレゼント企画というのは、参加者さんとしてはワクワクドキドキな楽しい企画。
ですので、楽しそうな雰囲気が伝わるように絵文字を活用すると、ポップで明るい雰囲気を作り出すことが出来ます。
文章も誰かと話しているような文体で、かしこまり過ぎないようにしましょう。
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〇月〇日~〇月〇日まで
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【注意事項】
・期間中お一人様一回限りのご応募とさせていただきます。
・国内在住の方のみとさせていただきます。
・当選された方には本アカウント(@xxxx_xxxx) よりDMをお送りさせていただきます。
DM受信設定を有効にしていただきますようお願いいたします。
・返信期間までにDMより返信をいただけない場合、当選無効となりますのでご注意ください。
・抽選結果はプロフィール欄のURLにて発表予定です。
・本キャンペーンはFacebook、Instagramとは一切関係ありません。
#キャンペーン #キャンペーン企画 #プレゼント企画 #プレゼント #インスタキャンペーン #プレゼントキャンペーン #キャンペーン実施中 #キャンペーン実施 #懸賞 #懸賞好き #懸賞当選
1点だけ注意事項がありまして、例にも記載してありますが以下の一文を忘れずに入れておいてください。
本キャンペーンはFacebook、Instagramとは一切関係ありません。
Instagram のガイドラインにも記載されておりますので、書き忘れないように気を付けてください。
投稿に記載するハッシュタグ
Instagramではハッシュタグで検索される、これは皆さんもご存じのことかと思います。
もはや当たり前ですが、3種類のハッシュタグを掲載しておきましょう。
まず必ず入れないといけないのが、プレゼント企画系のハッシュタグ、これでプレゼント企画が好きな人に見てもらえるようにします。
①プレゼント企画系
#キャンペーン #キャンペーン企画 #プレゼント企画 #プレゼント #インスタキャンペーン #プレゼントキャンペーン #キャンペーン実施中 #キャンペーン実施 #懸賞 #懸賞好き #懸賞当選
続いて、プレゼント企画者様のアカウントに関連するハッシュタグ(お花屋さんの例)、お花が好きな人が検索しそうなハッシュタグを入れておくと、ターゲットに近い層にアピールできます。
②アカウント関連
#フラワーバスケット #花かご #フラワーギフト #プリザーブドフラワー #フラワーアレンジメント #植物雑貨 #プリザーブドフラワーリース#ドライフラワー #リース
あとは、ショップ名や会社名、サービス名などでしょうか。
③正式名称など
#〇〇花屋 #〇〇フラワーオンラインストア
検索に引っかかるように必ず記載しないといけないハッシュタグですが、数が多く見る人にとっては重要ではないので、文末にまとめて書くのが基本です。
投稿への導線確保
Instagram内での検索対策はハッシュタグで対応できますが、かなりの数の投稿があるため、これだけでは残念ながら埋もれてしまう可能性が高いです。
そこで効果的なのが、別のSNSやメディアからの誘導と広告出稿の2つです。
SNSやメディアからの誘導は、そういった媒体を既に運用していた人しか出来ませんが、広告出稿はFacebookと連携済のプロアカウントであれば誰でも可能です。
1日あたり100円(1ドル)ほどから出稿できますので、なかなか見てもらえない・・・という時は是非検討してみてください。
プレゼント企画の投稿について、まとめ
少し長くなってしまいましたが、プレゼント企画の内容が決まりInstagramへの投稿まで完了したら、あとはその投稿を広めていくだけです。
本来であれば、投稿後は期間終了まで応募者の集計と管理をし続けないといけないのですが、そこは can4u がカバーできますので、投稿を広めることに専念できますよ。
プレゼント企画は投稿して終わりではなく、むしろ始まったばかりですので、多くの人に応募してもらえるようにしっかりと宣伝していきましょう!